2021/07/11 20:59
先日、尾鷲ヒノキには「カジノール」と言う油成分が多いと書きました。
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それは秋材と呼ばれる、「夏の終わりから秋冬にかけての寒い時期に成長する部分が尾鷲ヒノキは大きいから」らしいです。
木には春材と秋材と呼ばれる二種類の部分があるそうです!
春材:春から夏の暖かい時期にできる、細胞が大きく柔らかい、色の白い部分(成長スピードが比較的早い)
秋材:夏から秋の寒い時期にできる、細胞が小さくしまっていて硬い、色の濃い部分(ゆっくりと成長する)
この成長スピードの差によってできる色の濃淡が「年輪」となって目に見えているそうです。
なるほどなるほど。年輪とは木の成長スピードの違いによってできるのですね!!
尾鷲は夏から秋にかけても比較的暖かいです。そのため夏から秋にかけても成長が続き秋材の幅が広くなる、というわけです。
そして秋材は強度が高く、カジノールという油成分を多く含みます。
温暖な尾鷲だからこそ、秋にも木の成長が続き「カジノール」という油成分を多く含むということですね!
抗菌作用のある「カジノール」を多く含むヒノキスプラス。
いいことがいっぱいで嬉しくなりますね。
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しかしながら栄養分の少ない土壌で育つことでも、木に含まれる油成分は多くなると言われています。このことについてはまだ原理がよくわかっておりませんので、引き続き調べていきたいと思います。